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静岡学園研修会2012報告
DATE : 2012/08/09
サッカーは誰も上達させてくれないぞ!自分自身でしか上手くならないんだよ!」静岡学園コーチの声がピッチに響く。
その声がけは、たぶん「学園中学の選手」ではなく、新潟から来ている我々に発してくれているものなのであろう。
静岡学園研修会は5年生〜中学3年生まで35名が7日・8日で出かけてきました。
初日は3部練習でした。
 9:00〜12:00(学園中と合同練習)
13:00〜15:00(全日本静岡代表 サルファス等と練習試合)
 
ホテルチェックイン シャワーと休憩
 
18:30〜20:00(井田塾ボンジボーラへ参加)
2日間ともに暑い暑い静岡でした。
給水に戻ってきた選手が言う。
もう、90分経ったんですか?早いですね!」
暑くても集中して練習いる証かな?と思う。
ただし、新潟選手が給水している間に、学園中選手はすぐにピッチに戻り、次の練習準備をしています。
一生懸命の度合い、練習への意識、ボールタッチの質・細かさ・柔らかさはすべて学園中の方が勝っています。
このことを感じてもらえただろうか?
午後の練習試合
静岡や東京のチームとの練習試合。
当然強豪チーム。
とにかく、寄せ(アプローチ)の速さが半端ではなく、その速さに何もできない新潟選手。
とくに1試合目の前半については「走らない・動かない・声が出ない」三重苦で私からの雷が落ちる。
「何しにここへ来ている!」
1試合目後半からはなんとかなってきましたけれど、言われなければできない意識の低さがそのまま全国との差でしょう。
夕方は井田塾(ボンジボーラ)では、井田監督自らの指導で90分裸足での練習。

裸足での練習は「誤魔化しがきかない
見本を見せてくれるインストラクターは静学サッカー部選手が難なくこなす姿と見て今までリフテング・ドリブル・ボールタッチ全てがいい加減であったことを気がついた選手が何人いただろう。
宿についたのは8:30過ぎでサッカー漬けの1日であった。

2日目早朝から全員で散歩からはじまる。
朝食後、9:00からの練習開始に間に合うように到着するが、学園選手はすでに個人練習でたっぷりと汗をかいている。
9:00〜12:00まで練習で、最後は4ピッチに別れてキーパーをつけての1対1の対人ゲーム。
シュートはループのみの限定つき。
学園選手のドリブルアイデアやテクニックに驚くばかりである。

シャペ・エラシコ・ループとすべてが理にかなっていて、最後のゴールにどうやって結びつけるかを常に考えている。
「上達に近道なし」これにつきるようです。
また学園中監督は「中学では間に合わないので、小学生から見てみたい」とも話してました。
ようするに、小学生からの可能性は無限でありその必要性を実感しているということだと思います。

「J選手に追いつくには?」と質問してみました。

簡単にいえばもって生まれた能力(速い・でかい等)は中学3年間では追いつかないことも多い、しかし、やりつづければ高校になれば追いつくと話してました。

中途半端なところで満足するかどうか?それは自分で決めることだと思います。
私たちは静岡学園のような多くの素晴らしい選手が育っていく環境を新潟に整備していくことを目指したいと思っています。
今回の経験を活かすかどうかは君たち次第です。
「サッカーは誰も上達させてくれないぞ!自分自身でしか上手くならないんだよ!」
学園コーチの声を忘れないでください。
8月末には「井田フェスタ」で学園中学選手との対戦するジュニア・ジュニアユース選手も多いと思います。
その時まで、少しでも上達した姿を見せましょう!
今回はお疲れ様でした。

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